HTTPリクエストメソッドは、リクエストの種類を表します。
しかし、このリクエストの場合はGET、この場合はPOSTでなければならないという訳でありません。
全てGETで行うことは可能ですが、どの場合にどのメソッドを使うというのは抑えておいても良いと思います。
リクエストの種類
リクエストメソッドは色々存在します。
その中でも、よく使うメソッドについて簡単に説明します。
もう少し詳しく知りたい場合は他のサイトを参照して下さい。
GET
GETは情報を取得します。
情報の取得とは?
飲食店の情報を見たいとか、コンサートの情報を見たいとか、ある情報を見たい(取得したい)時にGETを使います。
情報を見て欲しいと思われるwebサイトのほとんどはGETになります。
なので、ブラウザへURLを入力するとHTTPリクエストが行われますが、これはGETになります。
POST
POSTは情報を新規追加します。
問い合わせフォームなどは問い合わせ内容を送ります。問い合わせ受け取り側(問い合わせ内容を見る側)は、新しい問い合わせを追加で受け取るので、HTTPリクエストはPOSTを使います。
POSTと後述で説明するPUTは同じニュアンスで使われるケースもあるようです。
なので、POSTかPUTかと迷う事がある場合はPOSTを使うようにしています。
PUT
PUTは情報を変更します。
宿泊予約サイトのようなサイトで、宿泊日を変更したい場合のHTTPリクエストはPUTを使います。
PUTもPOSTのように、新規追加で使われる場面もあるので、情報の変更だから絶対にPUTにしなければならないという考え方にしなくても良いと思います。
DELETE
DELETEは情報を削除します。
宿泊予約サイトのようなサイトで宿泊予約を、キャンセルする場合のHTTPリクエストはDELETEを使います。
その他
HEAD、OPTIONS、TRACE、CONNECTは、使用されるケースはありますが、頻繁にお目にかかることもないのと、システム的な意味合いも少しあるので説明を割愛させて頂きます。
最後に
REST FULL API という APIの作り方の考え方も、HTTPリクエストメソッドは関わってきます。
覚えておくと良いでしょう。