DynamoDBのデータのCRUDについて説明します。
目次
DynamoDBへのアクセスプロトコル
RDSのデータの読み書き、削除(CRUD)はSQLを使用していました。
DynamoDBは全てHTTPリクエストにより実行されます。
単一項目の取得
GetItem リクエストは項目を取得します。
プライマリキーを指定する為、単一の項目を取得できます。
実行結果は以下を参照して下さい。
複数項目の取得
BatchGetItem
BatchGetItem リクエストは複数のテーブルから複数の項目を取得します。1回のリクエストで100項目を取得できます。
Query
Query リクエストは複数の項目を取得できます。
Queryはパーテションキーの指定が必須です。
また、オプションでソートキーも指定可能です。ソートキーに対しては条件を適用し、条件に一致する項目を取得する事も出来ます。
複合プライマリキーが設定されているテーブルまたはセカンダリインデックスに対して使用できます。
実行結果は以下を参照して下さい。
全件項目の取得
Scan リクエストは項目を全件取得します。
DynamoDBはデータI/Oの量によりコストが計算されます。大量データを取得することはコストもかかることに注意して下さい。
単一項目の書き込み
PutItem リクエストは項目を書き込みます。
プライマリキーを指定する為、単一の項目を書き込みできます。
実行結果は以下を参照して下さい。
複数項目の書き込み
BatchPutItem リクエストは1回のリクエストで25項目を書き込みできます。
項目の更新
UpdateItem リクエストは属性を更新(新しい属性の追加、更新、削除)します。
更新対象のプライマリキーを指定します。
条件付きの更新が行えます。
実行結果は以下を参照して下さい。
最後に
項目のCRUDはプライマリキーが重要でした。しかし、プライマリキー以外の属性を指定して項目を取得したい場合があります。この場合はセカンダリインデックスを利用します。
次回はセカンダリインデックスについて説明します。