dockerコンテナを複数利用する場合、コンテナ生成の為にたくさんのdockerコマンドを実行していかなくてはなりません。
dockerファイルを複数使用する場合もdockerファイル毎にビルドし、コンテナを起動するコマンドを実行していかなくてはなりません。
またコマンドの実行も、起動するコンテナの順序を気にして実行しなくてはならない場合があります。
そんな煩わしさを解消してくれるのが、docker composeです。
docker composeとは
簡単に言うと、複数のdockerコンテナを生成、管理するツールです。
メリット
dockerファイルを複数まとめてビルドしてくれます。
複数のdockerコンテナをまとめて起動、停止してくれます。
dockerネットワークの生成も自動で行なってくれます。
docker composeを使うには
dockerがインストールされていることが前提です。
各プラットフォームのdocker composeをインストールします。
なお、windows、MacについてはDocker Toolboxをインストールしていれば、dockerエンジン(docker)だけでなく、composeもインストールされます。
その他プラットフォームについてのdocker composeをインストールする方法についてはここでは説明しません。
定義ファイル
docker composeは、docker-compose.ymlと言う定義ファイルに記載された内容を実行し、dockerファイルのビルド、イメージの作成を行います。
このファイルはyml形式で記載されています。
最後に
次回は docker compose を使用してLAMP環境を構築してみます。